2003~2020年度の川崎医科大学衛生学の記録 ➡ その後はウェブ版「雲心月性」です。

2005.08.29 医用中毒 補充試験(大槻担当範囲)

写真1~5を見て,問い1・2に答えなさい。



1 食前加熱が予防効果がなく,潜伏期が2~3時間と非常に短い原因は,写真1~5のどれか。

a 写真1 b 写真2 c 写真3 d 写真4 e 写真5


2 ここ数年冬季に事例が非常に多い食中毒原因は,写真1~5のどれか。

a 写真1 b 写真2 c 写真3 d 写真4 e 写真5


3 組合せで正しいものを2つ選べ。

a サルモネラ菌 ・・・・ 毒素は耐熱性
b 腸炎ビブリオ菌 ・・・・ 欧米で日本より多い
c O-157腸管出血性大腸菌 ・・・・ 死因は呼吸筋麻痺
d Vero毒素 ・・・・ 志賀毒素と類似
e 馬鈴薯 ・・・・ ソラニン


4 組合せで正しいものを2つ選べ。

a 麻痺性貝毒 ・・・・ サキシトキシン
b フグ毒 ・・・・ ファルビチン
c スギヒラタケ ・・・・ 腎不全症例での脳症
d E型肝炎 ・・・・ キャリア化率50-90%
e 鳥インフルエンザ ・・・・ 抗体陽性者(-)(日本)


5 写真6の記事を読んで正しいものを2つ選びなさい。

写真6
(新聞記事)


a 「A」は,サルモネラ菌である。
b 「A」は腸管出血性O157菌である。
c 2005年,既に「A」による死亡者が出ている。
d 「A」の特徴は,神経毒性である。
e 「A」による老人福祉施設等での感染症が,2004年年末から2005年初頭にマスメディアを騒がせた。